自分自慢コンテスト
「川柳、俳句コンテスト」
厳正な選考の結果、
受賞作品が決定いたしました!! 今年は応募50作品の中から5作が選ばれました。 受賞作品は以下の通りです。
最優秀賞
K・N 殿 小学4年生
「もみじの葉 赤やきいろの あきまつり」
「あきまつり」できれいにまとめています。(ここが決め手!)
優秀賞
M・I 殿 小学5年生
「ふゆのそら やまとかさなる ふゆげしき」」
「そら」と「やま」が重なると見ているところと、「冬げしき」ときれいにまとめているところがいいです。
佳作
M・A 殿 小学6年生
「待ってくれ 入学式まで 満開で」
短い575の中にシチュエーションや思いがこめられていて㋓で韻をふんでいるのもgoodです。
I・O 殿 小学6年生
「さがしもの 母がさがせば ほらあるじゃん」
何げないことばで情景や空気がうまく表現されています。
N・M 殿 小学5年生
「なつのよる ホタルのひかり みどりいろ」
夜の闇のなかに幻想的な「みどり」の「ひかり」が舞っている光景が目に浮かびます。
※赤字は審査員からのコメント
おめでとうございます!!
賞にはならなかったけど、
他にもキラリと光る作品が沢山ありました。
沢山の応募ありがとうございました!
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「川柳、俳句コンテストによせて」
文:審査委員長 本谷淳子(中高国語科教諭、特別支援学校教諭二種)
今回の自分自慢コンテストでは、子どもたちが楽しみながら五七五の音をセレクトしてゆく姿が見られました。
まずはテーマ探し。身近なことで最近楽しかったこと、面白かったこと、がっかりしたことなどを振り返ってもらいました。季節の風物に目を向ける子もいれば、家族とのやりとり、日常の何気ない一コマをとり上げる子もいて、子どもたちのいろんな眼差しを感じました。
次に限られた音数で言いたいことを表現するための言葉探し。そこで、ユニークな話題や面白い表現が登場しました。
また音を数える作業の中で、MIMの学習も活用出来ました。例えば、「お正月」は「お.しょ.う.が.つ」の5音になることを動作をつけて確認したり、表記する時に拗音や長音、促音のつまづきが分かったりしました。
「たかが十七音の世界です。でもその十七音で自分が表現できて、時には自分が書いた十七音に癒やされることもある。」とは、俳句集団「いつき組」の夏井いつき先生のお言葉です。
自分を表現することの方法や面白さを少しでも体験してもらえたのであれば幸いです。 本谷
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