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執筆者の写真ハートフル 株式会社

研修報告NO.1

更新日:2022年8月15日

 


【発達障害の気になる子どものビジョントレーニング】


~研修内容と感想~

現在、学校などで目の検査を行うと、遠くを見る検査ばかりで近くが見えるかの検査や視覚機能の検査は行われていない。しかし、実際は眼球運動に問題のある子は、発達障害で3割、普通学級でも1割ほどいます。

眼球運動は、前頭葉の発達と深く関りがあり、思考や行動抑制、意思決定、記憶のコントロールなどと関わってくる重大な事です。実際目の体操をすると、集中しやすくなります。

重要なことは、周りが問題を理解する事、困っている事や頑張っていることを認める事、楽しくできるように工夫し、出来る事から始めることである。

叱ったり、反復運動をせずに工夫してみることも大切。

眼球運動には、追従・跳躍・輻輳がある。頭を動かさず、目だけを動かせるよう気をつける。眼球の周りにある筋肉を鍛えます。


眼を鍛えることは、学習以前の大事なトレーニングだと思うので、日頃の学習時間でできなくても、自由遊びの時間など、ちょっとした時間に取り入れていきたいと思います。眼がきちんと動くようになれば、課題の理解度も違ってきて、伸び幅も大きくなると思います。



 


「障がい児通所施設の分野における「STの支援」


研修内容

〇言語聴覚士は他の専門家に比べて資格保持者が少ない「小児分野」では慢性的に人手不足。

〇事例の報告→アセスメント・ニーズ→支援方法(特別支援内容)

〇構音獲得の時期。

〇練習の順序。


言葉が発せられない子、不明瞭な子、言い間違い「~ちまちた」等、さ行の誤りは実際に多いように思いますが、5歳代に獲得する音だと知りました。指示理解が分からない児童が多くなり難しく感じていた所ですが、無理に何かをするのではなく児童の発信を受け止め、何に興味があるのかを探しながら今後も療育を行っていきたいと思います。

児童が発していることが、大人に伝わっているかを伝える為に、まねっこをする等を行いながらコミュニケーションをとる事を大切にしていきます。


~家でも出きる取り組みがあります~


・子ども一人ひとりを観察する。

・口を使う運動、舌出し運動。

・ストローを使った活動、ストロー飛ばし、ぶくぶく、ピンポン玉転がし。

・絵カード遊び。

・洗濯バサミ作業(摘まむ・カテゴリー分け)

 


〇おもてなしとは?あなたのお子さまはどうすれば満足されますか。

〇航空会社とディズニーランドが実践する魔法のおもてなし。

〇魔法のおもてなしを実現する3つのポイントとは。


お子さまの思いでの中にあなたはいますか?自分自身の存在意味を理解することが重要だと思いました。

第一印象は4秒で決まってしまう、いかに良い印象を与えられるかは自分次第だという事。

「意識が行動を変える。」なんの為の意識なのか、忙しくて自分の気持ちに余裕がないと笑顔や感情がなくなってしまいます。自分の意識で相手への対応も変わります。

「サービスの世界では微差が大差を生む」自分だけの印象だけではなく、会社全体の印象にも関わる事を常に考えて行動していかなくてはいけないと改めて感じました。


どの時点で相手の要望に気付くのか、言われてから動くのでは感動は生まれません。自分自身が先入観を捨てて相手や、周りの環境を観察する力を身に着け、想像力を働かせていきたいと思います。

~行動を調整することで心も調整される~

言われる前に求められていることに気付けるよう、わからない時は確認し、悩む前に行動を起こす事を意識する。

習慣がより効率的に変化できるよう意識を変えていきたい!と思う内容でした。



 

 今年度も職員の知識向上のために定期的に研修を行っています。

その中から、研修を受けての感想、今後の療育の中で取り入れていきたい事、お家でも取り組める内容など、定期的にお伝えしていきます。



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