お友だちと月曜日のムーブメントでは遊びながらボディーイメージを高めたり、力加減や友だちとの関わり方を学んだりできる取り組みを行っています。
「いろいろくぐり」と題した運動遊びでは、ボディーイメージを高めることを目的にして、職員の足の下やマットで作ったトンネルなどをくぐりぬけます。
「先生の足に当たらないようにくぐれるかな。」
「そんなの簡単だよ。」

「もっと、狭くなったけど通れるかな?」
「だいじょうぶ、いけるよ!」

身体を低くして、狭い空間をすり抜けていきます。
見ている子どもたちからは「がんばれ、がんばれ」と応援の声がかけられます。
丸めたマットで作った長いトンネルをくぐるのは、子どもたちは大好きです。
マットのトンネルを壊さないように、姿勢を低くして進みます。

「山をのぼろう」と題した遊びでは、マットとブロックを使って山を作り、そこを子どもたちが乗り越えます。斜面を転がったり、跳び越えたりすることで、普段経験しない身体の動きを感じ取ります。
「僕は頭から降りてみるよ。」
そーっとマットに背中を付けて、頭からゆっくりと滑り降ります。
「ちょっと、怖かったけど、楽しかった。」

「僕は、跳び越えるよ。それっ!」

跳び箱の要領で跳び越える子もいます。
それぞれのやり方で山登りを楽しみます。
恒例の「背中押し相撲」は、マットの上で背中合わせに押し合いっこをする遊びです。
腰を下ろした状態なので、安全に行えます。普段は見えない自分の背中に相手の存在を感じられるのでボディーイメージが向上します。また、お友だちとの力比べを通して、力加減や人との関わり方も学べます。
「負けないぞ!」
「僕だって!」

「頑張れ!頑張れ!」

お互いに一歩も引かない、好勝負です。
これからも月曜日のムーブメントは、楽しく遊びながら、子どもたちが自分の身体のことや友だちとの関わり方を学べる場を目指して参ります。
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