
「生きづらさを持ちながら豊かに生きる」
~児童精神科外来から「教育」を考える~
児童精神科のドクターが講師という事で、医療の側からの視点でのお話が聞けました。
神経発達的診療が必要とされる早期兆候症候群として、
①運動の異常
②全体的な発達の遅れ
③会話と言語の遅れ
④社会的相互交渉、コミュニケーションの問題
➄行動の問題
⑥多動、衝動性
⑦寡動(動かない)
⑧不注意、聞いていない
⑨睡眠の問題
⑩食事の困難さ。
がありますがこれらの点に早期に気づき、丁寧に関わっていく事が必要です。
とのことでした。
当てはまるから、この子は発達障害なのだと決めるのではないし、診断名がついたからそれがすべてなのでもなく、子どもの実態から支援のポイントを考え、やってみてダメならまた違う方法を考える。トライ&エラーを繰り返し、教育実践モデルで見ていくが求められている。という事でした。
目指す教育と医学との架け橋とは「生きづらさを持ちながら豊かに生きる」ことの体現に他ならない。という事でした。
豊かに生きるためには、今どのような支援をすることが求められているのか、子どもたちの未来を考えて今を考えることが必要です。面談など保護者の方とお話させていただくことや個別の支援計画を立てる際に今一度、子どもの自立や未来を考えた視点を重視していきたいと思います。
文:川原善恵
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【9月のブログクイズ】
「あんまんのなかにいる 生き物はな~んだ?」
①あんこう
②いんこ
③ぱんだ 答えが解ったらスタディーの先生に小さな声で言ってみよう。 10ポイントゲットのチャンス!
Kommentare