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執筆者の写真ハートフル 株式会社

おひさまdekiru Studyだより 1月前期号(R5No.2)



福原心理士のまるっと療育ルーム

「障がい児(者)歯科」


 障害児(者)歯科というのをご存知でしょうか?障害児(者)歯科とは、なんらかの理由により近所の歯科医院では上手に安全に診療を受けられない人たちが対象の歯科です。対象となる人や配慮してもらえる内容について、一部抜粋ではありますが載せておりますのでご覧ください。


【対象となる人(一部抜粋)】

・待合室や診察室で騒いだり暴れてしまって迷惑をかけるので、近所の歯医者さんに行きづらい方。

・知的な遅れや自閉症などのために、歯の痛みを訴えられない方、治療の必要性が理解できずに、上手に協力的に受診できない方。

・緊張から、治療を受ける姿勢が困難な方。

・口に治療器具などが入ることに極度の恐怖感をいだき、受診できない方。

・自分で歯を磨くなど、口の中を清潔に保つことが困難な方。


【どのような配慮をしてもらえるのか?(一部抜粋)】

・患者さんの障害を理解し、保護者と十分な相互理解のもとに診療を行います。

・知的な遅れのある方には、診察室、スタッフ、器具や治療に慣れてもらいながら治療をすすめます。

・治療の順番を伝える絵カードや視覚支援カードなどを利用することもあります。

・歯みがきの順番カードを利用し、歯みがき指導を行います。また、自分では磨ききれない部分のクリーニング、口腔ケアを行います。


※NHKニュースにも取り上げられています。ニュース動画も見れますのでご覧になってみてください。(視聴期限があるかもしれませんので、お早めにご覧ください)


※川西市歯科医師会は、平成15年より一般の歯科診療所では治療困難な障害児(者)の方々に対する治療を行っているそうです。「うちの子、地域の歯科医院では治療が難しいわ…」とお困りの方は是非参考にしてみてください。虫歯になってから受診すると、治療がメインとなってしまうため非常に恐怖を感じやすくなります。歯医者自体に慣れるために、治療が必要ない段階で歯みがきの練習をしに行ったり、歯科検診をしてもらったりと定期的に歯医者に通われている方もいらっしゃいます。いざ治療が必要となったときに、歯医者に対して恐怖を持っていなければ安心して治療が受けられます。一度検討されてみてはいかがでしょうか?


川西市ふれあい歯科診療所

【対象者】

原則、市内在住で、一般の歯科診療所で治療が困難な障害児(者)

【診療日】

水曜日・金曜日(祝日・年末年始は休診)

【診療時間】

午後1時〜4時

【申込み】

診療所へ直接電話 (072-758-7388)

【所在地】

川西市火打1丁目12番16号 キセラ川西プラザ福祉棟2階

【交通アクセス】

◆阪急電鉄、阪急バス:川西能勢口駅より北へ徒歩15分

◆能勢電鉄:絹延橋駅より西へ徒歩約5分

◆川西市役所より北へ300m


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